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名作ドラマ・映画の鑑賞など

『シャーロック』第9話 感想 ネタバレ あらすじ「リストランテ密室殺人事件!全員が容疑者!」

『シャーロック』第9話(ネタバレ あり)

今回は、ほぼワンシチュエーションもの。
面白い🍀

2019年12月2日 21時~ 放送
https://www.fujitv.co.jp/sherlock/story/story_09.html

 

第9話要約
 守谷玄三の手がかりを逃し、目前で安蘭世津子に死なれた誉獅子雄(ディーン・フジオカが部屋に引きこもりきりになっていたため、若宮潤一(岩田剛典)江藤礼二(佐々木蔵之介小暮クミコ(山田真歩の誕生日をダシに、外へ連れ出そうと、ある有名レストランのディナーに誘う。
 渋々そこに現れる獅子雄。だがそこで早速、店の看板料理「うずらのカチャトーラ」がその日、用意できないことに違和感を覚える。
 すると個室にいた、料理評論家、大石(升毅と秘書のみずえ(遊井亮子も看板料理がないことに不満をもらす。さらにみずえが、「先生が先月と味が全然違うとおっしゃってる。シェフの古賀(大友康平さんは不在なの?」と文句を言うと、ソムリエの加藤は「店の体制はいつもと同じです」と答えた。みずえのきついクレームに、別のテーブルの老夫婦の凛子(島かおり達彦(綾田俊樹も不快そう。別の客、聖子(峯村リエも、「声を落としてくださいません?」とみずえに居丈高に文句を言う。
 ギスギスした店内で、若宮は「盛り上がって来たね。有名店の味が変わり、名物料理が出せないのはなぜか?その謎を推理してみよう」と言いだすと、獅子雄は、「いい提案だ。俺はこう思う。今日、店がオープンする前に異常事態が起こった……」と推理をはじめる。その折、獅子雄は、「イヤリングをなくした」という老婦人の凛子のイヤリングを探してやるうちに、物入の中に、副料理長の新井の死体を見つけて……

感想。。。
 面白い。ほぼワンシチュエーションの密室劇で独特の雰囲気。

 死体を確認したあと席に戻って、獅子雄は、「死体がある。死後二時間くらいだ」と若宮と江藤、クミコに話す。だが「騒ぎ立てるな。コースの邪魔をするような無粋なことはやめろ」と😌

 次に、死体を確認しにいったのは江藤だが、死体は消えていた。その代わりに、聖子の「“新井”は消しました」と電話で話す声が聞こえてくる。「あの女が犯人か?」と江藤🙄
 
 獅子雄たちは、理由をつけて厨房のスタッフを一人一人自分たちのテーブルに呼び出す。厨房スタッフは5人。だが、“新井”という副料理長が、今日不在であることがわかる。シェフの古賀曰く「新井は昨日いっぱいで退社した」とのこと。

 全員がフロアに揃ったところで、「殺人事件がありました。皆さん全員が容疑者です」と言う獅子雄😅

 「今日の料理は最低だ」と言った評論家と、「この店は終わっている」と言ったパティシエには「あなたたちは、犯人を知る価値もない」と言って、帰らせる。
 聖子は、新井をスカウトしに来ていた投資家。だが新井は、別の引き抜きに応じて、聖子との約束は反故にした模様。一方で、みずえは、実は新井とデキていた。
 二人とも犯人ではないので帰される。

 「俺がやった」と言う古賀😳
 今日の開店直前に「辞める」と言い出した新井。ゴースト料理人だった。みずえに取材をさせる日に合わせて辞めると言ってきた新井。古賀の実力のなさをマスコミに見せつけてやるという魂胆。新井は、古賀のシェフとしての道を絶ってやろうとの勢い。
 それが殺意を芽生えさせることに。
 だが手を下したのは古賀ではない。
 犯人は、ソムリエの加藤だった😳 加藤は、昔、ケンカで人を死なせて行き場のなかったところを、古賀に拾われた。古賀を侮辱し、古賀の道を絶とうとした新井につかみかかり、殺してしまったのだ。

 ちなみに新井の死体を動かしたのは、老夫婦の夫。夫婦は今日、借金を苦に心中するつもりだった。その前の最後の晩餐としてこのレストランを訪れていたのだ。古賀の店は、二人の思い出の場所。ディナーの間だけは見つからないようにしたいと思ってのことだった😌

 古賀は脳梗塞を患ったため、味を正確に知ることができなくなっていた。そのため新井が憎かった。古賀もまた、加藤が新井を殺すのを見過ごしていたのだった。

 

最後、獅子雄が、若宮に「ありがとう」と。
若宮が獅子雄を励まそうとしていたことにお礼を言う。お礼を言われたことに満足気で嬉しそうな若宮🤗

 

いつも事情を盛り込みすぎで追いかけるのがしんどいので

密室劇、いい具合にゆったりと見れてよかった。

江藤やクミコのリアクションも面白かった🤗