第32回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門参加作品「テイクオーバーゾーン」
映画を見てきました。
第32回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門参加作品
「テイクオーバーゾーン」
結論から言うと、素晴らしい作品でした🥰
予告動画やポスターではさほど、心動かされなかったのですが
見てみたら、すーーんごい、心にズシンと来ました。😭
なにこれ、素敵じゃない。宣伝からは全然この奥行きがわからなかった🤣
抱えた傷を誰も分かってくれない少女の悲鳴というか葛藤が、、、
ここまで繊細に描かれるとは。。😭
(このへんをもっとわかるように宣伝すればいいのに……)
涙なしには見られない、美しい青春風景でした😢
そもそも「東京国際映画祭」ってなによ?
誘われて、これだけ見に行ったのですが、そもそも東京国際映画祭ってなに……??
・第32回東京国際映画祭(2019)は、10月28日-11月5日に開催されているそう。
・会場は六本木ヒルズのTOHOシネマズだったり、東京ミッドタウン日比谷の日比谷ステップ広場だったり、都内各施設いろいろ(でも六本木ヒルズがメインなのかな?)。
・新人監督から熟練の監督までを対象に、世界中から厳選されたプレミア作品が集結。国際的な審査委員によってグランプリが選出される「コンペティション」部門には、今年115の国と地域から1,804本もの応募があって、現在14本の作品が選出。期間中にこの14作品が上映されてグランプリが決まるそう!
・「コンペティション」部門以外にも、「アジアの未来」「日本映画スプラッシュ」という部門も設定されていてそれぞれで、グランプリを競う!
……ということのようでした!
詳しくはこちら
「日本映画スプラッシュ」部門って何?
私が見に行った「テイクオーバーゾーン」は、日本映画スプラッシュ部門のコンペ作品の模様。「日本映画スプラッシュ」部門では、個性あふれる日本のインディペンデント映画の中から、独創的でチャレンジ精神に満ちた作品が9作品選出され、グランプリを競うそう。
そして、映画「テイクオーバーゾーン」感想(ネタばれ禁止)
”テイクオーバーゾーン”って、陸上のリレーで、バトンを受け渡すことができる範囲のことなのね。
このバトンを渡す、というのがこの物語のポイントのようでした。
前知識もなく行ったので、上映途中で、「誰が何のバトンを誰に渡すか」……
それが分かった時に、鳥肌がたった😂
この少女たちの葛藤の行く先が分かってすごく刺さった😭
少女たちの走る姿が美しく見えた✨
はじめはイラっとした少女の乱暴な言葉も、次第にそれが少女のやりきれない悲鳴なのだとわかってきて、だんだん涙腺緩んでくる。。😢
最後にお母さんとハグしたときのあの一言(ネタばれダメ?)が、一番刺さった。
あの言葉によって、少女が、自分ではどうしようもない不条理なことと、ずっと戦って辛い思いをしてきたことがわかって……😭😭😭😭😭……もう泣くしかないね🤣
……からの駐車場へのあのシーン。やめてくれ😭😭😭😭😭😭
いい作品だった。
公開はこれからの模様。
派手さはないけど、心に染みる青春映画として、おすすめかも。