『グランメゾン東京』第2話 感想 ネタバレ あらすじ
『グランメゾン東京』第2話 感想 ネタバレ あらすじ
2019年10月27日 21時~ 放送
http://www.tbs.co.jp/grandmaisontokyo/story/
すごい面白い。
登場人物が一人一人戦っている。。。
ドラマはやっぱりこうでないと。
第2話要約
尾花夏樹(木村拓哉)、早見倫子(鈴木京香)、京野陸太郎(沢村一樹)は、「グランメゾン東京」オープンに向けて動き出す。だが、開店には、5000万もの資金が必要。京野と倫子は必死に銀行にかけあうが、次々と断られる。
有名シェフの名前がないと高級フレンチ店として大金は借りられない。倫子は有名シェフではないし、「日本の恥の尾花夏樹」の名前を出すなんてもってのほか。そこで、今やレシピ動画の貴公子✨、相沢瓶人(及川光博)の手を借りようと思い立つ尾花たち。
だがその申し出に対して、「断る」と相沢。シングルファーザーの相沢は、一人娘のアメリと、幼稚園への送り迎えは必ず相沢がやると約束したのだ。「娘との約束は破れない。ディナーを作るシェフなど無理だ」と相沢。
京野は、最後の手段として「gaku」の時代に懇意にしていた信用金庫の融資担当、汐瀬(春風亭昇太)に相談すること。そこで、汐瀬から原価率の高さを理由に計画書の改善を求められる。その汐瀬に、「gaku」のオーナー江藤(手塚とおる)が、「日本の恥、尾花夏樹」が京野の案件に関わっていることを耳打ちし……。
感想……
「いい食材がなかったらいい料理はできない」と高級食材にこだわりすぎる尾花に、
「古い。あなたが借金取りから逃げ回っている間に時代は変わったの。ホントに人の話きかないね」と倫子。
有名料理人を引っ張らないと融資が受けられないため、相沢を巻き込もうと思いつく京野。
京野と、倫子と尾花とで、相沢の元へ行く。相沢の娘(園児)アメリちゃんの大好物のデザートを作ると言って、取り入る尾花。
相沢の家の立派なキッチンを見て、尾花は「アシスタントが必要でしょ?」と居座ることを企む。😌
そのまま相沢の料理教室にもついていって、アシスタントを務める尾花は、相沢に5分間でできる即興料理対決を挑む。(この辺、ぜんぜん飽きさせない展開で面白い)
で、結果は、高級食材にこだわった尾花の負け!😅
相沢の「パスタに抹茶を合わせるなんてすごい」料理が大人気。😆
「なんで僕のはダメなんですか?」という尾花に、
「トリュフなんて使われてもね、ありきたりっていうか。日本人の舌に合わない」と生徒たち。
「日本人の舌?」と尾花。
「日本は食材のレベルが高いから、パリの宮廷料理と違って、素材を生かしたシンプルな料理の方が求められるんだ」と相沢。
だから食材の組み合わせと、見えない手間ひまをかけて勝負している相沢。😌
一方、江藤👊から尾花のことを知らされた融資担当の汐瀬が、「尾花が関わっているなら融資できない」と倫子と京野に融資を断りにくる。😣
その汐瀬に「店に出す一品を食べてから、評価してほしい」という尾花。
だが、汐瀬は「私は、数字しか信用しない。どんなに美味しくても、味には融資できないんです」とキッパリ断る。✋
なんだか。登場人物のセリフがイチイチ、いい。
相沢を説得するとき、「名前だけ貸して」と言う京野。京野は、相沢がそんな無責任なことをできないシェフだと分かっていながら切羽詰まってそう言ってしまう。まあこうしたこまごまとしたセリフが面白い。
セリフが状況説明や段取りだけじゃないのは言うまでもなく、そのキャラクターの性格がよく出てる。その瞬間、そのキャラクターの置かれている状況とか、駆け引きとか、いろいろなものを表現している。
今、AIで脚本を書かせる取り組みをどっかがやってるみたいですが
https://www.vogue.co.jp/lifestyle/culture/2019-06-27/future-of-interactive-film/cnihub
こうした複雑な脚本づくりが、ほんまにできるんかいな。。
「味など評価しない」と言っていた汐瀬に圧力がかかって(平古(玉森裕太)のおかげね)、汐瀬が、一転して尾花の料理を試食してくれることになった。
「食材はナスでいこう!」と尾花😀。日本のナスは種類も豊富。
ようやく、日本の食材に目を向けるようになった尾花。👍
ナスでメニュー開発するが、なかなかうまくいかない。😣
とうとう、相沢が口を挟み……
そして渾身の一品が出来上がる!😍
そしてそれを食した汐瀬は……!
と後半もドラマチックで、秀逸な一話(上から目線)
人の話に耳を傾けない尾花も、仲間の意見を受け入れるようになったし。
第二話、めでたしめでたし。
面白かったーーーー!うまいなーーーー!